自己破産の注意点

借金前項の説明を読むと、自己破産はとにかくメリットばかりの魅力的な選択肢である、そんな風にも思えるかもしれません。ですが、もちろんそんな甘い話でもありません。ノーリスクで借金をチャラにできるとなれば、日本全国あらゆる人が自己破産をやりたがるでしょう。ですが、そうでないのが実際のところです。さらには全国的にみると、自己破産はマイナスなイメージが強い存在です。そこにもまた、そんなリスク面が関係しています。

自己破産をすると、いくつかの制限が課せられます。主には、99万円を超える現金、および時価20万円以上の財産が処分されること、信用情報がブラックとなり、のちの金融契約に大きく影響すること、また一部職業に就けなくなるといった点です。ただひとつめの財産処分については、そこまで厳格でもないのが実際のところです。生活に最低限必要となる家具などについては、一切処分されないと決められています。とはいえ、やはり生活は大きく限定されるのが事実です。

自己破産を検討するなら、これらをしっかり理解した上でおこなわなくてはなりません。借金をなかったことにできるとはいえ、状況のすべてが解消されるわけでもないのです。気を付けましょう。